こんにちは、コメットです。
今回はSony Eマウント用レンズ「SEL200600G」を売却した理由について話していこうと思います。
これから、超望遠レンズがほしい、買うか悩んでる、という人の1つの判断材料になればと思っています。
目次
そもそも買った理由
バイクレースの写真を撮る
2018年からバイクに乗り始めたことがきっかけでバイク最高峰レースであるmotogpの観戦を始めました。
日本グランプリでは、現地にも観戦しに行きました。
その時に、走ってる姿を写真で残すため持っていたコンデジで撮ったのですが、ズームが足りず、ライダーが豆粒みたいな写真しか撮れませんでした。
各チームの公式Twitterなどで迫力のある写真を上げてくれたりはしていますが、自分の応援しているライダーの走っている姿を自分で撮ってみたい!という思いもあり、そうなると600㎜まで撮影が可能な超望遠レンズが必要だなと思い購入することになりました。
売却した理由
持ち運びの手段がない
自分の移動手段は基本的にバイクのみでした。
頑張れば持っていけると安易に考えていたのですが、望遠レンズをバイクのリアシートに括り付けて運ぶのはさすがに振動が直接に伝わり壊しそうでできませんでした。
そのため、基本的に持ち運びはレンズをソフトケースに入れリュックにしまって運んでいました。
しかし、レンズだけで約2㎏。そのほかにカメラ本体、道具、荷物も一緒に持ち運ぶためかなりの重量になるため1回で億劫になってしまいました。
用途が限られている
200-600㎜のレンズとなると超望遠レンズになるため、被写体が限られてきます。
スポーツ写真や、野鳥観察、航空写真、圧縮効果を狙った写真などになってくると思います。
なのでこのレンズを持ち出すときは、「バイクレースの写真を撮る」や「野鳥を撮る」などの明確な目標がある時に限られます。
しかし、レースが毎週毎週開催されているわけでもなかったためこのレンズ持ち出して撮影をするという機会が全くありませんでした。
購入するときに、「これで野鳥も撮れるようになるな」と、考えていました。
実際は野鳥を撮影するためには、鳥がどこにいるのか?など一定の知識がないと撮影することすらできないことに気づきました…
メインレンズになるか
自分の移動手段は主にバイクです。
やはり、バイクに積載制限がある中で、レンズを2本も3本も持っていくことは不可能です。
そのためメインレンズ1本を選択することになります。
その1本に超望遠レンズが選択肢になるか?という選択にされることはありませんでした。
理由は、重い、大きいに加えて、広角側が200㎜となるのでやはり撮影に制限がかかってしまうため持っていくことはありませんでした。
その結果、出撃回数がほとんどなく防湿庫の肥やしになりました。
ウィルスの蔓延により様々なイベントの中止…
正直、ウィルスの蔓延が売却する決意するきっかけになりました。
購入したのが2019年12月。2020年のMotoGPに向けての購入でしたがウィルスの蔓延により中止。
その他レース、航空祭もすべて中止。さらに次いつ行われるかもわからない。
今年予定されているものもいつ中止、延期になるかもわからない状況になってしまいました。
自分のこのレンズでやりたかったことは、あくまでもMotoGPでの撮影でした。
それが満足にできない状況で、ずっと防湿庫にあるだけではレンズが無駄になってしまうと感じていました。
安くはないレンズなので、使わないのであれば持っていても無駄と感じ、それなら売却して別のレンズの購入資金等に充てる方がいいなと思い売却することにしました。
買ってよかった点
写りがとても綺麗
撮ってでてきた写真がとっても綺麗で驚きました。レンズでこれだけ変わるのかと…
SEL200600Gを手に入れた時に持っていたほかのレンズはSEL2870でした。
これはα7Ⅲをレンズセットで購入するとついてくるレンズです。
当時はこれとの比較だったので当たり前ですが、ものすごい衝撃でした。
その後、シグマの24-70mm F2.8 DG DN | Art | も使いましたが、写りではSEL200600Gに軍配が上がっています。
おかげでArtシリーズの印象がほとんど残っていません笑
これだけの表現力を持った望遠レンズを20万円ちょっとで購入できるのはすごいことだと思いました。
写りに関しては大変満足しています。
使いたいというときにすぐ使える
自分のものとして持っているので、今すぐに使いたい!と思ったときにすぐ使えるのとはとてもメリットだと思います。
レンタルなどは使いたいと思ってもすぐに手配できるわけではありません。
白レンズの所有感
自分にとっては20万円もするレンズなんて自分からしたら高級品で、しかも白レンズ。
防湿庫にあるだけで所有感はとても満たされました。
防湿庫を眺めて、「これは俺のだ!」「いつでも気軽にこいつを使うことができる!」って思っているだけでとても満足していました。
このレンズが合う人
自分が所有してみて思った、このレンズが合う人は下記の点だと考えます。
・野鳥観察、モータースポーツ観戦が趣味でそれらの撮影を頻繁に行う人
・持ち運ぶ手段がある人
一番の趣味が、このレンズでしか撮れない写真の撮影をする人でないと、使用頻度がどんどん下がって最終的には使わなくなってしまいます。
また、これだけ大きく、重いレンズは持ち運ぶ手段がなければ、結局持ち出さない理由になってしまい使わなくなってしまいます。
結局自分はこのレンズを売却してしまいましたが、このレンズで使い写真がとれたことにとても満足しています。
とてもいいレンズでした。